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小田部羊一と『母をたずねて三千里』展Part1 [イベント]

小田部羊一さんの『三千里』に特化した催しがイタリア文化会館にて12月2日から
催されていますが、10日に1回目のトークイベントを聴講したので、そのレポを。
第1話のSD版(ココ重要)の上映の後、マエストロと称されて小田部さん登場。
インタビュアーさんも通訳さんもイタリア語が母語の方で、日本語とイタリア語が
乱れ飛び、油断しているとどっちなのか分からなくなるトークでした。
インタビューは、簡単な生い立ちの紹介の後、大学で日本画を専攻した事と
そこからアニメの世界に入る経緯について細々とした話に。

インタビューに答える前に、第1話の感想として「これはもう、映画ですね。
こんな物をTVで作ってはいけませんよ。 高畑監督の罪深さ」との発言にニヤリ。
勿論冗談としての発言で、短い原作を一年分に膨らました力量などに驚いたり
関係スタッフへの感謝の弁を何度も繰り返し話されてました。

東映動画の入社試験の際に、試験の素材として出されたイラストが
政岡憲三さんの物だったというビックリ発言。 日本動画の頃の物?
線で描くという点では日本画もアニメーションも一緒だったというお話。

ロケハンについて、行きたかったけど『ハイジ』の時にぎっくり腰を患って
長い移動は辛いので断念。 その為に役者さんの写真を見ながらデザインしたけど
参加していたらキャラデザも全く違っていたでしょうと。
ハイジは丸顔だったので、マルコは縦に潰して楕円にしたという話。
『ナポリの饗宴』という映画をペッピーノ一座の参考資料としたそうで
キャラデザについては、そこに存在している様な血が通っていて生きている様な
リアリティの感じられる物が好きとのこと。

製作準備時に100年前のイタリアの資料が有るか、イタリア文化会館に
出向いたけど、全く無かったという笑い話が。 『三千里』もイタリア本国では
ほとんど知られていなくて、イタリアの人はつらい作風を嫌う傾向が有り
『ハイジ』は大人気という話も。 最近世間的につらいので『三千里』は今放送
すればウケますよなんて現地の方に言われたそうで。

『フランダースの犬』の15話に宮崎さん高畑さんと共に三人揃って参加している事は
忘却されていた様。 恐らく黒田監督のヘルプに応じたのでしょうというお話でした。
『三千里』製作準備の手慣らしでもあったんじゃないかしらん?

会場では当時物の資料や版権物の原画も展示されているので、興味の有る方はどぞ。
17日には高畑さんが登壇。こちらもどんなお話が聴けますやら。
第1話の馬のシーンの才田俊次さんが描いた原画が展示されてましたが
アレを原動画の作業を知らない人が見たら、絵が違うと思っちゃいそう。

2016.12.11.jpg

12月21日 追記


会場に展示されていた設定画に、条件反射で一瞬関修一さんの物かと思ってしまった物が。
小田部さんも足透けを描かれる事あるんだなぁと変なトコに感心しました。w

2016.12.18.jpg


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