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『十戒』とか [映画]

暑中お見舞い申し上げたくなる様な陽気の今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。

私はとにかく暑いの大嫌いなので、これからは夜行性度が更に増す季節。
夜のサイクリング大好き。紫外線を気にしないで良いですので。
そろそろ、1日100キロ越えに挑戦しようと企み中なんですが
未だ目的も無く走るのが億劫で、気合いを入れないと走れませんわ。
図書館のハシゴなら慣れっこなんですけどね。


『十戒』という映画を鑑賞。 昭和31年作。 久々に外画。
モーゼさんの出エジプト記を題材にした時代劇。実は同じ監督がリメイクした物。
コレと『大魔神逆襲訂正〜『大魔神怒る』だ! が海割り映画の2強とか?

ストレートに見ると3時間50分強という超大作。
万全の体勢で挑みました。途中休憩を下手に入れると逆に疲れるかも。
DVDで2枚組って初体験。 映画の途中でディスク入れ替えるなんて
懐かしのLDの感覚を思い出した。
セットから美術からエキストラの数から、何もかも予算かけ過ぎ。
特撮シーン以外も見所が多くてとても楽しめた。
この時代の映画は、なんて贅沢なんだろう…

やっぱり見所は、後半にちょくちょく挿入される神の奇跡シーン
地味に雲の合成が異世界を醸し出していて好き。
海が割れた途端、海底がカラカラに乾いた砂漠になるのも神の御技なんだろなぁ。
炎のアニメだけ、どうにも違和感。
音楽がどこか『アルゴ探検隊の大冒険』を彷彿としました。
ちょくちょく合成が青かったり、海割れシーンは合成で暗くなる事を見越して
明るめに撮影してるらしく、合成が少ないカットでは白飛びしかけてたり
手作り感が有って好きだわ。 大画面で見たいけど、映画館で耐えられるか不安。
取り敢えず、塔を建てるトコと海割れのトコだけでも…

『レッツラゴン』とか [漫画]

比較的涼しくて快適な今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

私は最近、赤塚不二夫さんの漫画を片っ端から読んでるんですが
こんなに面白い作品群を描いていた事に今まで気付かなかったのが
我ながら、実に惜しい。 今読むから逆に新鮮なのかも。
特に『レッツラゴン』って漫画が面白くて面白くて。
まるで絵本を読んでいる様な錯覚を覚える話が多数。
夢にまで出てきて、笑って起きる体験をしたのが久しぶり。
当分癖になりそだベラマッチャ。


『大菩薩峠』(大映版)という映画を鑑賞。 昭和35年作。
誰でも殺人癖のスケベな侍が活躍するお話…って事で良いのかなぁ?
主演は市川雷蔵さん。刀を一回転させないので少々ストレス(笑)。

DVDのジャケットにサブタイが無かったので、気楽に観たんですが
よもや3部作の最初とは露知らず。 騙された〜
話の途中で唐突に 第一部 完 …と。
お〜い 続きを置いてるトコが無いよ〜(苦笑)
こういうケースが起こると、衛星放送の特集放送の有り難さが身に染みる。
この際、時代劇専門チャンネルに加入しちゃうかなぁ…
タイトルの大菩薩峠は、ストーリーとあまり関連性が無い様に感じたけど
この先絡んで来るのかしらん?


『キタキツネ物語』という映画を鑑賞。 昭和53年作。
まだサンリオが映画作っていた頃のノンフィクション物。
フジテレビで初放送された時の視聴率が44.7%との事。

期待し過ぎたせいか、正直イマイチでした。
公開当時は貴重な映像のオンパレードと思いますが
くたばる狐の画がしっかり撮影されてるトコ位しか見所が…
ゴダイゴソングのオンパレードで正直ウンザリ。
せっかく佐藤勝さんも絡んでるのに勿体無い…
実写の動物に台詞を吐かせるのは止めて欲しかった。
狐って、シッポの先まで太いんだなぁ〜って事を学習したのが収穫。
ちょっと前にリニューアル版が上映されていましたが、
そっちはどうなんだろ? 正直、旧版は早送り再生が吉。

『愚兄賢妹』改め… [TV]

毎週『土曜は寅さん』をご覧の皆様 そうでない皆様 ご機嫌宜しゅう。
只今、テレビ版の『男はつらいよ』を見る事が出来まして感激してるトコです。
勿論、現存する初回と最終回が収録されたDVDですけれども。
ハブに噛まれたシーンばかり紹介されるので、てっきり雑な物かと思いきや
さにあらず。見事な物でした。2〜25話が見られないのが勿体無い。
もうちょっとボカした表現と思ってたけど、確実に死んだ事になってますな。
使っていた衣装は全部打ち上げの景品にしちゃったのを映画化の際に
渥美さんの希望で慌てて集めたとか、お守りは当初成田山の物だったという裏話に大笑い。

『愚兄賢妹』の読みは ぐあにかたいもうと じゃなくて
ぐけいけんまい 最初読めなかった。一発変換出来て驚いた。
コレが『男はつらいよ』の当初のタイトル案でございます。
ちと硬いから変更されたそう。 確かに中国物かと思っちゃうわ。

この時代の番組は、ロケとセットで画質が全く違うのが微笑ましい。
ちょっと前にアナログからデジタルに変わった時を思い出した。
てっきり資料映像の流用と思ってたら、渥美さんと蛾次郎さんが動いてて
あらら、ちゃんとロケしたんだと驚いたり。
最終回の終盤、合成が効果的に使われているんですが
最後のは、あんまりな合成で笑っちゃいました。

配役の違いは事前に知っていたので特に違和感無かったですが
散歩先生こと東野英治郎さんと、娘の佐藤オリエさんが同役で
ほぼレギュラー出演とは知らなかった。
『続 男はつらいよ』は完全にリメイクだったと。
まぁ、映画版はミヤコ蝶々さんが強烈でしたけどねぇ。

見ていて一番気になったのは、後から乗せたと思しきBGM。
台詞が聞こえない程の音量レベルにしたのは、権利の問題で
差し替えたんですかねぇ、あの喫茶店のシーンは… 字幕が必要。

配役以外のテレビ版の大きな違い
1 とらやが柴又では無く、丸ノ内線沿線の立地の模様。
2 タコ社長と御前様が全く登場しない。
3 とらやは最終回に廃業。 喫茶店になるトコまで描かれてる。

いやはや、貴重な物を見られて幸せ。
さて、ほぼ毎週『男はつらいよ』が見られる幸せな環境も半ばを過ぎてしまいましたが
今のトコのマイベストは15作目の『寅次郎相合い傘』 コレが一番っ!
表で雨が降る中、とらやでの渥美さんと倍賞さんのやり取りが大好き。
しっかし、和膳のCMは憎いなぁ。前田吟さんだけでなく倍賞さんバージョン無いのかしら?
伊右衛門の契約期間はNGかな…

『風の中の雌鳥』とか [映画]

随分気温が上がって、夜の気温が心地良い今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。

H.R.ギーガーさんがお亡くなりになったとの事。自宅の階段で転倒というケースは
塩沢兼人さんや谷啓さんを彷彿としてしまいます。謹んでご冥福を。
ギーガーさんと言うと「シャー」って言うアレより『邪聖剣ネクロマンサー』
を先に思い出しちゃう。アレは描き下しじゃないと知ってビックリしましたが。

『風の中の雌鳥』という映画を鑑賞。 昭和23年作。 小津映画。
戦後の復興時に金策に困った奥さんが勤めたお仕事が原因で
突然復員したダンナとトラブルが発生するお話。

製作した監督自ら、良く無い失敗作と評価している作品なんですが
正面で台詞を放つ小津節カットが比較的少なくて、私は見易かった。
冒頭の風景シーンをラストにも持って来る辺りも小津節ですかねぇ。
巨大な石油タンクのすぐそばに木造の掘建て小屋が立ってる絵が何とも。
絵も音もフェードアウトした後に終テロップを出すフェイントにズッコケた。

タイトルの雌鳥を演じるは田中絹代さん。ニワトリは登場しない。
仰向けで二重あご。戦後の食糧難の時代に流石ですわ。
片や、タイトルの風の一部を演じるは佐野周二さん。
ボサボサ頭にヘロヘロネクタイ姿で気合い入ってる。
この映画のキャラクターは、ホントに質問が好き。
何かって言うと「なんで」「どうして」のオンパレード。『アクマイザー3』か!

見所はラスト寸前の田中絹代さんの体を張った演技。
銀ちゃんならぬ、絹代ちゃんカッコイイ!!
一歩間違えば大怪我しそうな撮影を断行した役者魂を感じます。
正直、ココ以外はボンヤリした展開なので余計に強烈。
そして最後、佐野周二さんにベアハッグしてる様に見えなくも無い。

『笛吹川』とか [映画]

早くもGWは後半ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
我が家では、最近の日差しの強さに反抗すべく、よしず設置を完了。
ちょっと前まで冷えて仕方無かった、窓から入る風がまぁ心地良いこと。
そろそろ本気で夏モードに移行しないといけませんかねぇ。
まぁ、その前にBSとCS受信に鬼門の梅雨が来ますけども。

連休後半初日に、昭和35年芸術祭参加の力作を2本鑑賞しました。
まず『笛吹川』という映画を鑑賞。 木下恵介監督作。
戦国時代中期、武田軍の盛衰に巻き込まれる家族3代のお話。

とにかく、色キチガイここに極まれりというパートカラー映画。
基本モノクロの画に、単色を画面の一部もしくは全面に乗せて
まるで、5円引きのブロマイドの様な人工着色を映画でやっちゃってる。
確かに異世界を醸し出してます。 ただ、安っぽい。二律背反です。
木下監督、勇気あるわ。
特徴は音楽の方でも。 ほとんどサントラらしい音楽は無く
読経と和楽器、特に鈴の音ばかりのシーンが大半。無常感凄い。

両親が戦に行くなと言っても、子供が皆戦に向かう。
死ぬと分かっていても戦う事を美徳とする作品が多い中
この映画では、愚かな事として描かれておりまして。
私としては、コッチを推しますわ。 犬死にはご免被る。
「軟弱者!」ってハタかれちゃうなぁ、セイラさんに。

それにしても、死体には青だった筈なのにラストの二人には
雑に緑を塗っちゃったのは何故かしら? カビみたいで不憫。
この統一感の無さは一体? ラッシュを確認出来なかったのかしらん?


もう1本は『秋日和』という映画を鑑賞。 こちらは小津映画。
とある母娘家族が、悪い知人や友人にオモチャにされるお話。(笑)
松竹作品ですが、主演が当時東宝専属の原節子さんと司葉子さんという
一風変わったキャスティング。この二人じゃなきゃ駄目だったと。

コレも、やはり小津節多数。 他の作品と比べてテンポが早くなってますが
正面で台詞を放つカットの連発で、繋がって見えない不自然な会話は気持ち悪い。
コレが無いと小津さんの作品じゃないんでしょうけどねぇ。 私は大っ嫌い。
…が、この作品はサントラがお気に入り。旅行シーン等のポルカが明るくてイイ。

司さん演じる潔癖性キャラの娘さん、取っ付き辛い雰囲気とマッチしていて◯。
再婚についての「不潔」という台詞は、現代では絶滅危惧種な思考ですなぁ。
しっかし、途中をすっ飛ばした様なあの展開は、佐田啓二さんが忙しかったとか?
痒い所に手が届くのは、大変結構ですね。

母娘水入らずの最後の一泊旅行のシーンがステキでした。
しっかし、このシーンの上階も見せるセットは何を狙っていたのかしらん?
ラストの原さんが、笠智衆さんとダブって見えるのは私だけでは無いでせう。