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『ツィゴイネルワイゼン』とか [映画]

秋本番の今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
涼しいと思わせて、気温が30度を超えたりすると着るものに困る。
まだまだポロシャツ1枚で丁度良い気候が続くのかな?
早く涼しくなって欲しい。 もう秋の虫もほとんど鳴いてないし。


いよいよスカパー!が超本気で顧客獲得に動いた感。
基本パックで3台まで同一料金にして、8月9月に大半のチャンネルがHD化され
今月からは3チャンネル増えた基本プランをスタート。
ついに東映チャンネルが基本プランとセレクトで見られるのが有難い。
個人的にはセレクト5にすると値下げになるので、衛星劇場をプラス契約。
川島雄三監督作を全作放送中なので、追いかける。 天敵の台風が気がかり。
予算に余裕があれば、宝塚が見られるスカイステージも契約したいトコだけど
あまりチャンネル増やしても、見る時間が限られるのがもどかしい。
最近は衣装のデザインに注目して見る番組が増えました。


『女』という映画を鑑賞。 昭和23年作。 木下恵介監督作。
逃走犯の男と、付き合わされる女性との泥沼の逃避行のお話。
小沢栄さんが、この頃お約束の悪役ぶり。

この映画、67分と短くて鑑賞しやすい。 そして酔う危険性有り。
右に左にカメラが傾くけど、角度で男女の有利不利を現している訳では無い様。
個性を出すべく試行錯誤した結果でしょうねぇ。
試行錯誤は他にも、アップをズームで撮らず、複数のカットを繋いで撮ってたり。
コレ、楳図かずおさんの漫画でよく見かける。
終盤、畳み掛ける様に早口になる台詞回しにしたり。
レビューシーン以外オールロケ。 おまけに熱海で大掛かりな火災訓練も。
た〜だ、パクと合ってないセリフは単純に失敗だろうなぁ。

当時の箱根登山鉄道がしっかり撮影されているトコが今鑑賞する際の目玉でしょう。
『カルメン故郷に帰る』での草軽鉄道といい、タイアップでしょうけど
木下監督作には、貴重な映像資料が多いですね。 山本旅館も分かりやすかった。
ダメな男を最後徹底してフる女性が見たいという方にお勧め。


『肖像』という映画を鑑賞。 昭和23年作。 木下恵介監督作。
妾の女性が、とある一家と生活して独り立ちするお話。

とにかく、脚本黒澤明というだけで見たくなるってもので、見てみたけど
うん……佳作って感じ。 一部のワイプ以外はケレン味が少なめ。
ただ、この時期の映画としては音声が超クリア。 舞台の自由が丘の
今の様にゴチャゴチャしていない往時の様子を見られるのも見所。

同居の画家が描く肖像画は一切登場しないけど、ラストに主人公が
歩く様そのものが肖像画という意図はよく分かる。

停電の描写を見ていて、停電を楽しむ人と不平を言う人とを見ていて
正に、ここ最近の停電騒ぎを見ている様でニヤニヤ。
電気が無いなら電気のいらない生活をすれば良いって位の余裕は欲しい。

キャストの中で驚かされるのは、安部徹さん。後のゴツいイメージが
この映画では一切感じられない、スマートな好青年。


『ツィゴイネルワイゼン』という映画を鑑賞。 昭和55年作。
ドイツ語教授が知人の放浪に付き合っているうちに神経衰弱するお話。
鈴木清順監督作。

上映時間が2時間25分の超大作。 内容は超カオス。 ATG系の系統。
レイアウト命の、画を楽しむ作品という趣。 そういう見方だと刺激的。
ストーリーが気になる方面には、拷問の様な作品と思います。
奇怪なカットの連発なので、誰でも楽しめる作品では無いですね。
また、独特なエログロ描写も人を選ぶトコかと。
いわゆる大正時代の影のある空気が感じられて『ドグラマグラ』を彷彿。
原田芳雄さんが、目を舐められる時まぶたがピクピクしちゃうのが可愛い。
時々土方巽さんの様に見えて、これも怪しさを醸し出していた。

気になったのは、一部のSEのチョイス。ギャグ系を間違って使った感。
カニが巨大化する特撮は、カニバリズムの洒落なのかなぁ……
『奇形人間』もカニでカニバリズムネタが有ったけど、定番なのかしら?

先ほどチャチャっと描いた、原田芳雄さん

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